2017.05.21 Sunday

堤 康将 個展 開催中です!

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    JUGEMテーマ:展覧会

     

    堤康将個展 開催中です。

     

     

    全ての作品に銀箔が貼られていますが、派手な印象はありません。

    銀箔を腐食させる技術により、落ち着いた色調にまとめられているためです。

    腐食の度合いで銀箔の様々な色合いを引き出し、光の当たり方や、見る方向でも違って見えます。

    絵具で描いているかのような複雑な箇所(作品の上部など)も、銀箔の腐食の色だけで表現しており、その仕事ぶりはベテランの作家が見ても感嘆と共に評価されています。

     

     

    目を引くのは本展開催ギリギリまで描きこんだという大作。鯱の群と、電信柱に留まったハヤブサ。電信柱はその色彩から竹のようにも見える、との感想も。

     

    鯱、ハヤブサ、電信柱は、作品に頻出するモチーフで、それぞれに意味があります。

     

    物憂げにも見える、まるで人間のような鯱の目。

    鯱の知能は優れており人間と同等またはそれ以上とする研究もあるほど。そのため作品中では人間の比喩表現として用いられています。

     

    ハヤブサが描かれた作品には、「泳ぐ鳥」とタイトルが付くことがあります。ハヤブサは水の中を泳いでいる状態として描かれているのです。空気と水が逆転したら、どんな世界なのか?そんなあべこべな世界が、作品の基本的な世界観です。

    その中で、ハヤブサは、あべこべな世界の象徴として、または人の無意識を表すものとして登場します。

     

     

    ちょっと不思議な世界を描いた作品たちは、いつもの日常を、違った視点で覗くことのできる、別世界への窓のようにも思えます。それに誘われるように、お子様からご年配の方まで、十人十色の感想が飛び交う展示となりました。

     

    会期も残すところあと一週間となりました。ぜひ足をお運びください。

     

    ※取材陣に作品の前を歩いてくださいと言われ困惑しつつも歩を進める堤康将先生の図。

    2017.04.19 Wednesday

    小松孝英 個展 [Satoyama] 開催中! 2017年4月15日〜30日

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      3月のアートフェア東京に続き、田園調布でも小松孝英 個展 [Satoyama] が始まりました。
       


      昆虫、特に蝶への関心が強く「誰がこんなデザインをしたのだろう。色づかいがすごい。」という幼少期の好奇心。 蝶のフォルムへの興味から、筆を握られキャンバスに向かって、アート作品へとして昇華していきました。 小松先生は生物の多様性や生態系の変化をテーマに描き続けておられ、今でも、虫捕り網を持って水辺や野原を歩き回る先生の思いが込められた作品の数々が並んでいます。
       
      「あの頃」と題した150x50cmの作品

      昭和30年代には日本のどこでも見られた昆虫たちが、最近は絶滅したかのように見られなくなった、と小松先生は仰います。見かけなくなった昆虫を小松先生自身で捕えて標本に。



       

      琳派の技法を想わせる堂々とした「流水吸水図」150x50cm 

      水音が勢いよく聞こえてきそうな滝壺に、蝶が舞い降りています。
      時間の経過とともに背景の銀箔のくすみが増し、水の流れが際立てくることを読み込んで制作されているそうです。


      みぞえ画廊の庭に蝶が舞っているかのように錯覚する美しく華やかな「羽籠」F12号(部分)


       

      「作品を下に置いて上から覗くと、ほら、こんな風に水面にハヤが映って見えるんですよ。」と小松先生はおっしゃいます。爽やかな水辺を身近に置ける、『ハヤ』はそんな1点。近づいて、美しく淡いブルーの水を切って泳ぐ様を感じていただきたい作品です。

       

      「蛙の子群生図」と「蛍群舞図」
      オタマジャクシが、蛍が、群れ集まっている…小松先生お気に入りの意欲的な2点。


      「蝶出目金」アクリル・箔・キャンバス F8号 2016年

      オブジェ「蝶出目金」レジンキャストにアクリル
      英語名「バタフライ‐ポップアイド ゴールドフィッシュ」。ポップアイ、という名称がぴったりの愛らしい出目金も誕生しています。



      アロハポロシャツ『ミヤザ着』
      トヨタ・レクサス ニュー匠プロジェクトは、日本各地で新しいモノづくりに挑む若い「匠」を応援しています。
      宮崎県からは小松先生が選ばれて、現在みぞえ画廊玄関正面に展示されている「羽籠」を全面にあしらったポロシャツが制作されました。ボタンは宮崎県産の飫肥杉(オビスギ)が使われ、同時にスカーフも制作されています。

      僅かに蒸し暑さも感じられるようになってまいりましたが、日一日と木々の緑が増しています。
      みぞえ画廊に蝶が舞っているような華やかな作品、清涼感のあるハヤが泳ぐ作品。
      小松作品をぜひ直接感じていただきたい、と願っています。
      4月30日(日)まで開催していますので、どうぞお出かけくださいますようご案内申し上げます。

      2017.04.12 Wednesday

      「リニューアルオープン記念展 ピカソ、その芸術と素顔」開催中です!

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        ※ご好評につき、会期延長となりました!5月7日まで開催中です。

         

         

        みぞえ画廊が、4月1日よりリニューアルオープンすることを記念して開催される本展では、パブロ・ピカソの油彩を2点と、版画を2点、そして、その友人である写真家のロベルト・オテロが撮影した、ピカソの素顔を映す写真を75点ほど展示しています。

         

        このうち、「静物」は、日本初公開となります。代表作の「ゲルニカ」と同じ1937年に制作され、ゲルニカ空爆の前日に完成した作品です。

         

        (中央が「静物」38x61.1cm 1937年)

        一説によると、当時恋人だった、ドラ・マールの趣味だったものなどが影響しているのではとも。

         

        また、もう一つの油彩画「男の顔」は、ピカソが亡くなる一年前(90歳)に描かれた作品です。

         

        (右端「男の顔」73x60.2cm 1972年)

        ピカソは晩年、本作品のような顔をモチーフとした作品を多く描きました。2〜3年で描きためた作品で、自らの企画によりアヴィニョン教皇庁での展覧会を予定していましたが、ピカソの死によりその展覧会は追悼展となり、本作品も展示されました。

        また、4月9日のNHK「日曜美術館 ピカソ×北野武」では、北野武さんが「ピカソは今心惹かれる画家」として本作品についても熱く語られました。(※再放送は4/16、好評につき再々放送は4/29)

         

        同時に、展示されているロベルト・オテロによる写真は、ピカソの知られざる姿の数々を赤裸々に伝えています。ピカソといえば、激しい芸術家、女性関係などすべてにおいて破天荒、といったエピソードに事欠かないことでも有名です。しかし、ロベルト・オテロが捉えた素顔は、家族や友人に愛されて穏やかに過ごし、目を輝かせて対話を楽しむ無邪気な一面でした。そしてその魅力的な人柄に翻弄されたのもまたピカソ自身であったことでしょう。

        家族同然の親しい友人であったからこそ撮影出来た資料的価値の高い写真と、ピカソの油彩画を同時に展示する本展では、20世紀最大の画家ピカソの作品の新たな一面を覗くことができるのではないでしょうか。

         

        4月16日までの開催となっております。会期延長となりました!5/7まで、ぜひお出かけください。

        2017.03.15 Wednesday

        没後25年平野遼展 2017年3月4日より開催中!

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          平野遼(1927〜1992)は、北九州を代表する画家です。

          鋭い筆致で人物を捉えた素描や、絵の具をムラにさせたような独特の絵肌で完成させた重厚な油彩画で知られています。

           

          生れは大分市(旧佐賀関町)ですが、生後間もなく北九州市八幡東区へ移り住みました。

          ほぼ独学で絵の勉強を始めたのが小学校2年のころ。当時を思い返し「惨憺たるもの」と語ったように、幼くして母を亡くし、父は仕事で夜半まで帰らず荒み、孤独な少年時代の絵との出会は、大変重要なものでした。

           

          終戦は18歳の頃。進駐軍のキャンプや芦屋の航空隊の催しのポスターを描き、纏まった金ができると東京へ出て、を繰り返しました。当時、東京と小倉はかなりの距離感があり、汽車で30時間かかりました。東京の美術館で展示されていた、松本俊介、靉光らの作品に感銘を受け、鮮烈に脳裏に焼きついたことも語られています。

          平野遼といえば、蝋画による抽象画も有名ですが、この技法は、この頃より始まっています。電気代も払えず蝋燭の明かりで絵を描いていた時、偶然発見したといいます。蝋画は入選など評価されていましたが、やはり食べていけないと、25歳のころ、九州に戻りました。そして、一番の理解者となる清子氏と結婚。支えられながらも、進駐軍の肖像画を描く仕事をしつつ作品を発表し続け、徐々に評価を高めていきました。

           

           

          47歳の時から、海外へ、取材旅行のために度々出かけました。ポルトガル、スペイン、ギリシャなどは、人間の正の状態がそっくりある、昔の日本を見せてくれるような魅力があると、人々の何気ない日常の様子や、崩れ落ちそうな家をスケッチしました。生前のインタビューでは、「流れていく時間に興味がある」「自分が書きたいものは律動する時間である」と語っています。

           

           

          ちょっと怖いけれど引き込まれるようだ と、お客様からご感想を頂くことがあります。「東洋的空間をだしたいと、いつも思っている…(省略)描かれたものが、画面から飛び出してこず、画面の奥に引っ込んでなくてはいけない」「見ている人が画面の中に足を踏み込んでいけるなあという、そんな空間が作りたい」と心がけていたと語られており、それは、具象、抽象の両方の表現を採りながら生み出される、深い透明度の空間によって表現されています。

           

          激動の時代を生き、人間の闇と光を描き続けた画家のまなざしは、いつの時代も見る者の心に共鳴します。3月20日までとなっております。ぜひお出かけください。

          2016.12.13 Tuesday

          アフターセールが始まりました!「博多画傳三傑展 ー仙僉Ψ明隋α瓜囲此 博多町人文化の華」

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            JUGEMテーマ:展覧会

             

            アジア美術館で開催いたしました、「博多画傳三傑展 ー仙僉Ψ明隋α瓜囲此 博多町人文化の華」は、短い会期だったにもかからわず、来場者は1010名を記録し、博多出身の芸術家への関心の高さが感じられました。

             

             

            12月10日より、みぞえ画廊福岡店では、前述の展覧会のアフターセールを開催しております。(共催:兒嶋画廊)

            アジア美術館で展示した作品の一部と、さらに展示していなかった作品も加え、106点作品がございます。

            ※一部、倉庫にしまっておりますので、お尋ねください。

            児島善三郎さんは、みぞえ画廊でも取扱いがありましたが、仙儺想陲気鵝冨田渓仙さん、の両名の作品は初めての展示となります。

             

            仙儺想陝1750〜1837)といえば、仙冢他阿量召膿討靴泙譟江戸時代を代表する禅僧の一人です。

            軽妙洒脱な禅画などの作品を数多く残し、出光美術館にも多く所蔵されています。

            風刺に満ちた警句や、博多の民衆との交流から生まれたユーモアにあふれた逸話も有名です。

            冨田渓仙さんの祖父にあたる富田久右衛門さんは、 「素久さん」と博多の人から親しまれていた素麺屋(そうめんや)ですが、できたてのボタ餅を仙僂気鵑某べさせようと、 粉がいっぱいついた仕事衣を着たままとどけに行ったところ、 仙僂気鵑蓮屬舛腓辰搬圓辰箸なさい」と、法衣に着替えてきて、うやうやしく頂戴されました。 びっくり顔の素久さんに、仙僂気鵑蓮◆屬△鵑燭商売着を着ていなさるから、わたしも商売着を着て、 ありがたく受けないと失礼になる」と答えられたそうです。(参考ページhttp://www.ncbank.co.jp/chiiki_shakaikoken/furusato_rekishi/hakata/007/01.html)

            展示中の作品の中にも、玉せせり、四王寺山、虚白院(聖福寺)と、博多の文化や土地が登場します。

             

             

            玉せせりは1月3日に行われる神事です。競り子(祭りの参加者)の競り進む様子が、ユーモラスに描かれています。松、灯篭、鳥居なども描かれ、大変おめでたい作品です。

             

            冨田渓仙(1879〜1936)は、博多区麹屋町、現在の下川端に代々続いた素麺製造業の家に五男として生まれました。

            京都に出て、都路華香に師事し、様々な分野を研究しながら、各地を旅し研鑽を積みました。

            仙僂簓找鉄斎に傾倒しながらも、西洋の表現主義をも取り入れ、奔放な作風を築いた日本画家です。

             

            左)「鵜舟」、右)「蘭亭曲水」

             

            1912年の文展に、「鵜船」という作品が入選したことをきっかけに、横山大観に認められました。二人の交遊は続き、溪仙の死後も、横山大観はその早すぎる死を悼み、数百年に一度しか現れないような偉い画家であるとの言葉を贈りました。

            当店に展示中の、「鵜舟」は、文展入選と同年ごろのもので、図柄もよく似ています。墨の1色のみですが、水面の輝く様子までもが伝わります。また、「蘭亭曲水」などの鮮やかな山水画には、富岡鉄斎の影響が伺え、南画風です。

             

            やわらかくシンプルな筆致で描かれる動物や人物は、仙涯和尚の影響でしょうか。様々な描き方を自在に操っています。

             

            2階会場では、児島善三郎の油彩のほか、掛け軸や、水墨の作品などの珍しいものも展示しています。

             

            墨の濃淡だけで、児島善三郎の色鮮やかな絵画世界が完成しているように思えます。

            櫛田神社、太宰府天満宮、筥崎宮を描いた作品も展示販売中です。

             

            児島善三郎(1893〜1962)は、福岡市中島町に生まれた洋画家です。渡欧の後、西洋美術の骨格を大事にしながら、東洋的油彩画を完成させたとして、現在も高い評価を得ています。

             

            児島善三郎の作品だけでも、手ごろな大きさの花や風景画のほか、60号の人物画など、30点が並び、重厚な内容となりました。

             

             

            ほかで類を見ない三者の協奏的な展示です。ぜひご覧ください。

            スタッフ

             

            ※期間限定でwebshopにも一部掲載しています。こちらもぜひご覧ください。

            2016.11.12 Saturday

            望月菊磨展、いよいよ最終日となります

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              みぞえ画廊福岡店では、現在望月菊磨展を開催しております。

              明日、最終日は、望月菊磨先生も会場に来られます!

               

              初日は、オープニングパーティーの前に、ギャラリートークがありました。

               

               

              壁にスライドを写し、これまでの作品の概要などを軽妙なトークでご紹介されました。

               

               

              今回は、望月先生と筑紫が丘高校の御学友で、コピーライターの橋本明様から、展覧会に詩を2編寄せられました。

              会場には、詩の展示もあり、そこで橋本様より、詩の朗読が行われました。

               

               

              詩と彫刻が響きあうコラボレーションとなりました。

              大勢のお客様が会場に観いれられている様でした。

               

               

              さて、最終日は、冒頭に申し上げました通り、望月菊磨先生のご登場です。橋本明様も、会場におられます。

              作品を見て、作家の方とお話しする事で、全く違った面白さを発見できるかもしれません。

               

              ↑「時の庭」俯瞰図です。ひときわ大きな彫刻は、千年樹なのだそうです。

              写真では見切れていますが、一番上に金色の葉っぱが一枚ついており、膨大な時間と儚さを表します。

               

              ↑これは「時の庭」の一部を大きく写したものです。

              細い棒は、葦や稲のような、植物をイメージされています。

               

              作品の中を回遊しながら、見えざる時に思いを馳せるのはいかがでしょうか?

              最終日お見逃しなく!

              2016.11.10 Thursday

              【東京店】銀杏の会「2016 美術の庭」展 開催中!

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                                                           会期 : 11月5日〜13日 10:00〜18:00

                 

                銀杏の会初日、MMG版画工房を主宰されていた益田祐作氏による講演がありました。


                (司会の渋谷和良氏)

                益田氏はスクリーンに映される資料を見ながら、1796年ゼネフェルダーが発明したリトグラフから始まり、版画の種類、印刷機、歴史、工房での様々な経験などを話され、来廊された50人ほどの方々は熱心に耳を傾けられました。

                《ヴェルヴ誌》を見た時の感動が原動力になって、1973年、益田氏はパリ14区のはずれフェルナン・ムルロ版画工房を訪ねます。最初、ムルロ氏に全く相手にされませんでしたが数か月通ううちに熱意が伝わったようでした。

                ムルロ版画工房では、ピカソ・シャガール・ミロ・マチス・ユトリロ・ブラック・ジャコメッティ・コクトー・ベン・シャーン、今世紀の偉大な芸術家たちがリトグラフを制作していました。
                ピカソは毎日通ってきて即興で描いた、とか、ベン・シャーンはプリンターの紙差し工をやっていた、など興味深い話もありました。

                (益田祐作氏)
                「リトグラフィは、機械文明の産物で、メカニックの時代を代表する美術であった。
                油絵とは異なった自立性のある芸術に仕上げ、芸術家の名声と作品を世界に広めたフェルナン・ムルロの功績は大きい。」と言われます。

                アーティストと、刷りに関わるそれぞれの工程の専門職人との共同制作に感銘を受けた益田氏は、日本にもフランス式の本格的リトグラフィ工房を作ろうとします。
                1973年、ムルロと技術援助契約を結びMMG版画工房が設立され、MMGでは大沢昌助、難波田龍起、猪熊弦一郎、野見山暁二などと共同作業、版画制作が行われました。

                こうして現代に引き継がれ、様々な技法を駆使した版画作品32点が今、みぞえ画廊に並んでいます。是非ご覧いただきたくご案内申し上げます。会期は13日(日)までです。






                講演の後、ヴァイオリン2名、ヴォーカル2名、ピアノによる山内達哉とペーパームーンカンパニーのミニコンサートもあり、来廊の方々と一緒に心豊かなひと時を過ごしました。

                2016.10.14 Friday

                柴田七美展「モンタージュ」開催中です!

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                  「モンタージュ」 F100号 油彩

                   

                  柴田七美先生は、現在は東京でご活躍されていますが、熊本県生れで、太宰府高校芸術科卒と、地元出身の作家の方です。

                   

                  さて、この作品は、何が描いてあるように見えますか?

                   

                  「モンタージュ」F30号 油彩

                   

                  一人の女性が踊っている様子に見えますが、実は2人の人物が描かれています。
                  顔を黒く塗りつぶされた手前の女性、その後ろに横を向いた女性。
                  2人の体と手は重なっていて、境目は判然としないような描き方をされています。
                  なぜこのような描き方をされたのでしょう。

                   

                   

                  ご自身の性格を、頑固なひねくれ者と称する柴田七美先生。
                  「作品には、思入れのあるモチーフが描かれていないといけないのだろうか?」
                  「描く意味を重要視することが最も重要だろうか?」
                  絵を描くのが好き、描いている瞬間が好き、という、動機の根源。
                  作品発表に、それ以外のコンセプトを求められる事に、疑問を抱いていたそうです。

                  絵具の動き、色と形。
                  絵画を構成する最低限の要素を決定するためだけのモチーフとして、演劇を選び、役者の演じる姿を描くシリーズを制作されました。

                   

                  「舞台」F6号 2013年

                   

                  新作では、モチーフをさらに空涯化させたシリーズを展開されました。
                  作品には、全て、「モンタージュ」というタイトルが付けられています。
                  モチーフは、様々な写真を、断片的に組み合わせて一つの像にしたもの。
                  まさしく、モンタージュ的な手法で作り上げられています。

                   

                  「あらゆる物事は、様々な角度から見ることができるのではないでしょうか。どんな観方でも、楽しんでいただけたらと思います。」

                   

                   

                  作品を鑑賞された方からは、極端な色が使われているようでいて、上品な雰囲気で、筆の動きは大胆だが、人物の量感はしっかりと描かれている、とご好評いただいています。

                   

                  絵画鑑賞には丁度よい季節となりました。是非ご覧ください。

                   

                   

                  スタッフ

                  2016.09.29 Thursday

                  【東京店】城ヶ悟展-旅の途中- 開催中です!

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                    ようやくしのぎやすい季節となりましたが、いかがお過ごしですか。
                    東京店では、城ヶ悟展-旅の途中-が10月2日迄10:00〜18:00無休で開催しております。
                    東京店では3度目の個展となります。


                    田園調布ギャラリーの正面玄関に「約束」F100号を展示
                    鑑賞する人の心を包み込むかのようなパステルカラー、人物、猫と浮遊感が伝わる一種特有の世界観を持つ城ヶ作品。徐々に穏やかな気持ちに誘われます。

                    玄関に新作「シルエット-旅の途中」
                    エッフェル塔、建造物、人物、テーブル…と、あえて遠近法を極力取除き具象的な構図で描かれています。
                    新たな試みとして、点描画の技法にも似たタッチで描いた抽象的な空が魅力です。テーマでもある具象的に描く構図と抽象的に描く構図、どちらの技法にも属さずも融合しつつある新たなスタイルを追い求めた今展。飽くなき作家の挑戦心を思う存分に、ご鑑賞頂けます。

                    和室に新作近作を中心に展示しています。

                    主に、先生がデザインされた額も好評です。

                    「制作する上で100%描き切り、その先の120%を描く事でキャンパスの奥底の私の想いを伝えたい。」と作家は語ります。
                    作家の想いを体感するには、ぜび実物をご鑑賞ください。


                    リビングに「ラ・メゾン」(左)、「桜島物語」(中)、「平松からの桜島・朝」(右)
                    鹿児島県出身の城ヶ先生は、よく桜島をモチーフにされていますが、今展でも数点展示しております。

                    茶室に「桜島と桃色の雲」
                    極力、写実を取り除いた桜島と雲、青い空を連想させらるパステルカラーのキャンバスに、何とも心が穏やかにされながらも、桜島から上る雲煙は活火山である事を思い起させる作品です。その緊張感をも帯びた郷愁のひと時を、ぜひ茶室にてご堪能ください。

                    webshopでの閲覧、ご購入はこちら↓
                    http://www.mizoe-gallery.com/products/list.php?category_id=320

                    城ヶ悟先生のホームページ↓ブログは絵画の世界観そのものです。
                    http://sjyougasaki.wix.com/satoru

                    2016.07.11 Monday

                    【福岡店】城ヶ悟展〜旅の途中〜 開催中です!

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                      在廊日の変更をお知らせいたします。

                      DMに在廊日を記載しておりましたが、諸事情により、在廊日未定とさせて頂きます。ご了承くださいますようお願い申し上げます。

                       

                      城ヶ悟展〜旅の途中〜 が、7月9日より開催中です。福岡店では、3度目の個展になります。オープニングパーティーでは、大勢のお客様がご来廊されました。

                       

                      前回は、物がそこにあるということの不思議さ、ある種の、畏れのようなものを考えながら描いているとお話ししてくださった城ヶ先生。今回の作品の中には、『旅立ち』や、『小さな旅』というタイトルもあります。

                       

                      「もう70にもなりますが、まだまだ、旅の途中だなと、感じております。。。」

                      と、静かに、静かにお話しくださいました。いつも優しい雰囲気の方ですが、今日は奥様とお嬢様も隣に並ばれて、さらに和やかに見えます。最近開設されたブログでは『絵は1人で描くものだか、2人でないとかけない絵もあるのだろう。』とあります。

                       

                      旧知の友である、井上敬一先生からも、ご挨拶を頂きました。「最初に、城ヶさんの作品を拝見したのは、とある公募展での出会いでした。当時城ヶさんは、枕木に顔の付いたような、武骨な絵を描いていて、鹿児島にも良い絵を描く作家が居るんだな、友達になりたい!とすぐに思いました。実際に会った城ヶさんは、武骨な絵の印象とは全く違った、おっとりした男性でした。それからずっと、城ヶさんの作品を見てきましたが、彼の作品の雰囲気はどんどん変わってゆきました。作品のスタイルを変えるということは、作家にとっては凄く怖い、勇気が要ることで、それを、この男が!やっているというのが、とても面白いなと、いつも思っています。」

                       

                      「哀歌」F130号

                       

                      新作の「桜島物語」。

                      桜島は、鹿児島県出身の城ヶ先生がよく描くモチーフです。前回は、空には三日月が浮いていましたが新作は満月になっています。写真では、淡い単色のべた塗での構成に見えますが、作品をじかに見ると、様々な色が隠されていることが分かります。また、ざらざらとした肌合いも、是非ご覧になっていただきたいところです。

                      「風の音」

                      「ロンドンの窓」留学の体験が元になる作品も多い。

                      何気ないひと時にも、その感触を確かめるように眼を向けていらっしゃるのでしょう。枯れた花もそのままにしておくのだとか。

                      DMを見たお客様がお電話で作品をご予約下さった他、続々と売約となり、快調な出だしです。

                      7月24日まで、会期中は無休で営業しております。どうぞ足をお運びください。

                       

                      webshopでの閲覧、ご購入はこちら↓

                      http://www.mizoe-gallery.com/products/list.php?category_id=320

                       

                      城ヶ悟先生のホームページ↓ブログは絵画の世界観そのものです。

                      http://sjyougasaki.wix.com/satoru

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